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沖縄県の中型電気バス「ガージュ号」公開について

会社情報

株式会社東京東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野昌朗)は、沖縄県「平成23年度EVバス開発実証運用事業」※ の委託先である公益財団法人沖縄県産業振興公社よりEVバス開発事業共同体代表として事業を受託し、中古車を活用して費用を抑えた改造電気バスの技術開発と車両製作を進めてまいりました。

本事業共同体が開発した電気バスは、いすゞ・ジャーニーK(JOURNEY K)中型バスをベースとしており沖縄県に平成24年3月末に納入し、本日、沖縄県庁にて愛称「ガージュ号」として公開されました。

このバスには電池残容量、電力回生量などの電気バス走行情報を乗客へ提供する電気バスモニタリングシステムを搭載しています。

今後は引き続き事業共同体のメンバーとして試験運行および実証運用を行い、そのデータを基に沖縄(海洋性亜熱帯地域)での運用に適した電気バスの仕様、運用方法について検討を進めます。

また、試験結果を反映した使用の電気バスを順次(平成24年度は1台)制作し複数台の運用を目指します。

※沖縄県は運輸部門の温室効果ガス排出割合が特に高く、地球温暖化防止対策の観点から低公害車への転換や公共交通機関の利用促進を進めています。

本事業は路線バスを電動化することで渋滞の激しい本島南部都市部の公共交通もうを低公害化するとともに、電気バスの効果的な運用を検討し、公共交通の利用促進を図ることを目的としています。また、将来の次世代自動車産業へ対応できる技術力を県内企業が蓄積すると共に新産業の創出も目的としています。

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